サイコーに愛しいお姫様。
無性に腹が立ってきた。ええ。久々俺の中でやきもちという感情が沸々と……
「サンバッ!!オーレィッ!!」
薔薇をつかんで口を加えて手をパンパンと叩いた。わざと花をダメにしてやろうと少しふざけてみた。
…………………っ!!
「いてー!!トゲがっ!!刺さったぁっ!!」
「……バカ」
呆れ顔の姫。
ちっ、ちくしょうっ!!
この薔薇野郎!
絶対許さねー!!
(※トゲが刺さったのは自分の不注意だと認めたくないツッチーなのでした。)