サイコーに愛しいお姫様。
軽い傷だったから絆創膏を貼られた俺の頬に触れて切なそうに見つめてくる姫。
「知らない?姫を助ける王子は死なないの。正義は死なないって決まってるじゃん」
「ぷ……ツッチーは王子なんだ?」
何だよぅ!!本気で大爆笑しやがってっ!!
「でも野口さんに最後に言ってくれた言葉嬉しかったよ……」
“お前ごときの男が扱える女じゃねーよ”
「ああ、あれ?だって本当に俺しかいないじゃん。なおを幸せにするのはさ」
「うん……嬉しいっ!」
涙をためて俺に抱きついてくる姫が愛しくて愛しくて……
もうそのまま玄関に倒れこんで激しいキスを繰り返した。
いつも以上に俺のキスに応えようと何度も舌を絡めてくる姫……
たまんない……
もう我慢の限界……
なおを抱きかかえて寝室へと連れていく。
ベットの上に寝かせると自然と目を閉じる姫にキスの嵐……
「なお……今日めちゃくちゃ抱いていい?」
潤んだ瞳で綺麗な顔をした姫はコクンと頷く。
「マジで大好き……」