サイコーに愛しいお姫様。
まずは花屋に立ち寄る。薔薇か?姫にはやはり薔薇が似合うか?!
しかしこの薔薇を花束にして俺が持って帰るのを想像したら……
はっ恥ずかしいっ!!
似合わね一一一一!!!
てことで、花屋はスルー。ケーキ屋の前に来た。なおはオペラのチョコレートケーキが好きだよな。でも相馬の真似してるみたいで嫌だなー。ケーキ屋もスルー。
アクセサリーの扱っている店の前で足が止まる。キラキラした髪留めとかピアスとかが目に入る。なおに似合いそう。
だけど中高生ばかりが入っている店に入る勇気がなくてアクセサリー店もスルー。
そんなことばかりしていたらいつの間にかオシャレな店があるロードは抜けていた。
いつの間にかアパートの近くまで帰ってきてしまった。
「やべ……手ぶらでは帰れねー!」
そしてもう最後の手段!!俺はある店に入った。
そして姫の大好きなものを購入して帰宅した。
「……何これ?」
「……ビールとスルメです」
そう、もう近くの店にはコンビニしかなくて姫の好きなビールとつまみを買ってきた。