サイコーに愛しいお姫様。
玄関の鍵を閉めた瞬間、なおを後ろから抱き締める。
「もう!うざいから離してよ!」
「ね?裏口で楢崎さんに何されたか聞きたくない?」
「は?」
もう認めろよ……。やきもち妬いてるって。
「抱きつかれて胸押しつけられてベルトに手伸ばされた」
そう言うとなおは思いっきり俺の左頬をひっぱたく。
「全然大丈夫じゃないじゃん!バカ!!」
「うん……ごめん」
そう言って抵抗するなおの両手首を握り締めて壁に押しつけて唇を重ねた。
「やめっ……」
「やめない」
だってめちゃくちゃかわいいじゃん。もう俺の理性は飛んでいて全ての愛をなおに注ぐ。
力が抜けていくなおを寝室に連れて行って耳をまた舌で攻めて服を一枚一枚脱がす。
「やっ……もう!こんなので許さないから……!」
「なお……その感情がやきもちなんだよ?」
なおは体をバタバタさせながら必死で抵抗する。
「違うっ!私はやきもちなんか妬かない!」
……本当に。
「素直になれよ」
もう今日は焦らさないでなおの全ての弱い部分を攻め続けた。だってこんな魔法をかけちゃうとうちの姫はすっかり素直になっちゃうんだから……
「……ん!っも……やめて……耐えられない』