サイコーに愛しいお姫様。
最終話:サイコーに・・・
「Excuse me!」
「へっ?はっ?あっ……アイキャントスピークジャパニーズッ!!」
「日本語話せませんって言ってどうすんのよっ!」
いきなり英語で話し掛けられた俺は慌てて知っている単語を言ったら姫に思いっきりつっこまれる。
そして思いっきり頭をどつかれる。い……痛いし。
今、俺となおは二人きりで念願の沖縄旅行に来ている。
レンタカーを借りて色々観光地を巡っていたら外国の観光客に声をかけられたという現状で。
「ツッチー!首里城に行きたいんだって。連れていってあげよう?」
でた一一一一一!!
せっかくの二人きりの旅行なのにっ!!俺たちも観光で来ているからよく場所も分からないのに。
姫の性格じゃほっとけないんだろう。相変わらずな自由奔放な女。
ま、そういうところも大好きなんだけどね♪