サイコーに愛しいお姫様。
「ツッチー何味にしたの?」
「イチゴ!練乳!食べる?」
ストローですくって姫に食べさせる。この瞬間もめちゃくちゃ幸せ。かわいいんだもん!
「あまーい!ツッチーも食べる?パイン味!」
「うん♪」
まーこの姫が普通に食べさせるわけもなくストローにかたまった氷をぐさりとさして大きな塊を無理やり口に詰め込まれる。
「ぷっ……ばっ……頭がキーンってなるっ!!なおのバカ!!」
「ははっ♪超うける!ツッチーといると飽きないから私楽しい!」
なおが楽しいなら俺も楽しいよ。幸せそうな顔を見られて俺はそれだけで胸がいっぱいで……
蝉の鳴き声がするベンチに腰掛けて幸せに浸っていた。