サイコーに愛しいお姫様。
「プライベートビーチになっておりますので自由に泳いで下さい」
「プ……プライベートビーチ?!」
すっげー!!こんな保養所聞いたことねーよっ!!
「夜は食事に出かけられてもよろしいですし冷蔵庫にも色々飲み物は入ってますのでご自由に。ゲストルームも4部屋あるのでお好きな場所を使って下さい」
わわわー。こんなところタダで泊まっていいのか申し訳なくなってきた。
「私は離れにおりますので何かありましたらこの携帯で呼び出して下さい。では、失礼します」
一通り説明した島袋さんはこの別荘から出ていった。
大きな別荘になおと二人。お互い顔を見合わせて思わず吹き出した。
「すっごいね!二階見てみよう?」
「うん!」
俺たちのテンションはかなりのMAX!!なおと二人きり。しかもプライベートビーチまでっ!!
きっと一生できない経験だよ。帰ったら社長にお礼を言わないと。