サイコーに愛しいお姫様。
「うわー爽快!気持ちいいねー!!」
なんだかんだ言ってなおが一番楽しんでるし。大きな窓から見える綺麗な海にくぎ付けになっていた。
俺はというといくら水着をつけていてもなおと同じバスタブに入っていること自体にドキドキして……
後ろからなおの体を包み込むように抱き締める。
「ちょっ……やだ……誰かに見られたら……」
「私有地だから誰もいないって……」
抵抗する姫の手を握って体をくるりと俺のほうにむかせて深いキスを繰り返した。
「待って……ここじゃ恥ずかしい」
「待てねーよ……」
こんなに綺麗な顔で俺のことを見つめてくる瞳に濡れた体が触れ合うたびに俺の理性なんて制御不能。
コントロールできないんだ。
水着の下に指を入れて体に触れるたびになおは甘い声を出して……
「やっ……」
「なお……抱いていい?」