サイコーに愛しいお姫様。
「なおちゃんは俺に気をつかって場を盛り上げようとしてくれたんだよ」
「は?なんで?」
「俺が中学時代、あみちゃんのこと好きだったから!」
「ええ?!」
突然の告白にマジで驚く俺。だから相馬の機嫌が悪かったのか!!
「本音を言うとね結婚式を欠席したのもまだ引きずってたから。でも今きちんとおめでとうって言えたよ」
「……そうだったんだ」
なんか切ないな。俺の知らないなお達の中学時代。相馬とあみちゃんも順風満帆ってわけじゃなかったんだ。
「だからなおちゃんは俺のために土屋くんに無茶ぶりしたんだよ。怒らないであげて。ごめんね」
「……うん。俺も知らなくて……ごめん」
そうだよな。よく考えたら酒も入ってないなおが俺に無茶ぶりしてくることないよな。だけどそんな事情があるなら話せよな!
結局今回も俺が嫌な言い方しちゃったじゃん!!
二宮と席に戻るとさっきまでのピリピリした空気もなくなっていた。きちんと「おめでとう」って言えたからかな?相馬もいつもの雰囲気に戻っていた。
一方、うちの不機嫌な姫はトイレから戻って俺の顔を見るなり毒をはく。
「帰ったんじゃなかったの?」
「帰るよ。なおも一緒に」
「は?」
二千円を机の上に置いてなおの手をとって歩きだす。そして二宮のほうを振り向いて一言。
「二宮!俺のことツッチーでいいよ!またな」
そう言うとクスッと笑って右手をあげた。
なおはワケが分からない顔をしていた。
「は?なんで?」
「俺が中学時代、あみちゃんのこと好きだったから!」
「ええ?!」
突然の告白にマジで驚く俺。だから相馬の機嫌が悪かったのか!!
「本音を言うとね結婚式を欠席したのもまだ引きずってたから。でも今きちんとおめでとうって言えたよ」
「……そうだったんだ」
なんか切ないな。俺の知らないなお達の中学時代。相馬とあみちゃんも順風満帆ってわけじゃなかったんだ。
「だからなおちゃんは俺のために土屋くんに無茶ぶりしたんだよ。怒らないであげて。ごめんね」
「……うん。俺も知らなくて……ごめん」
そうだよな。よく考えたら酒も入ってないなおが俺に無茶ぶりしてくることないよな。だけどそんな事情があるなら話せよな!
結局今回も俺が嫌な言い方しちゃったじゃん!!
二宮と席に戻るとさっきまでのピリピリした空気もなくなっていた。きちんと「おめでとう」って言えたからかな?相馬もいつもの雰囲気に戻っていた。
一方、うちの不機嫌な姫はトイレから戻って俺の顔を見るなり毒をはく。
「帰ったんじゃなかったの?」
「帰るよ。なおも一緒に」
「は?」
二千円を机の上に置いてなおの手をとって歩きだす。そして二宮のほうを振り向いて一言。
「二宮!俺のことツッチーでいいよ!またな」
そう言うとクスッと笑って右手をあげた。
なおはワケが分からない顔をしていた。