サイコーに愛しいお姫様。



「本当にこんな時間にごめんね。この埋め合わせはきちんとするから」



そう言って相馬とあみちゃんは帰って行った。



さて。
残された二人。


…………………………。



「あの二人、帰ったらラブラブなんだろうね〜!私たちも明日仕事だから寝よう」


「はい?さっきの決着がついてませんよ?なおさん」


「は?」



そう言って寝室になおを引っ張っていく俺。



「わっ!何よっ!?」



俺はベットに仰向けになってなおを体の上にのせて下から抱き締める。



そして耳元で囁く。



「じゃ、今日はなおがリードして?」


「は?!」


「ツンデレ嫌なんだろ?だったらベットの上でも昼間のなおちゃんになってみて」



ぷ……もうこんな要求してること事態が俺はSだな。



「何バカなこと言ってんのよ。もう睡眠時間もったいないから寝る!」



そう言って姫は俺の隣にゴロンと横になる。



……なるほど。
そう来ましたか。




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