サイコーに愛しいお姫様。
とろけるような甘いキスになおの表情もどんどん色っぽくなってきて唇を離して見つめ合う二人。



「なお……どうしてほしい?」


「え?」



ぷっ……最近の俺の遊び。なおをその気にさせておいてわざと焦らしちゃう。



「バカ……言わない」



素直じゃないなー。では、久々に俺からも魔法をかけて……



耳と首筋に舌を馳せらせて服の裾から手を入れる。



「あっ……」



最近の姫は耳が弱いんだよね……もう一押し?耳に唇をあてて吐息とともに舌を入れてわざと音をたてるように攻める。



「やっ!もう……」



すげー反応。たまんない。なお……早く言って。言わないと俺がもたない……



「どうした?やめてほしい……?」



なおは真っ赤に火照った顔で首を横にふる。



「……して。抱いて」




かっ……
かわええ一一一一一!!!


寝室にお姫様だっこして連れていってさっきの続き。リクエスト通りに耳を攻める俺。



そのたびになおは甘い声をあげる。その声、その表情、その体、全てが愛しくて……



「嬉しい……俺だけのなお……」



そう。全部、俺のものなんだから……なおを抱くたびに耳元で囁いた。



「なお……愛してるよ……」




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