○○彼氏
紳士(?)彼氏 ー阿久津 琉軌&藤城 蘭ー
「あ……」



「おはよう藤城(フジシロ)さん」



今日もまた一日が始まった……



「お、おはよう…阿久津君……」



わたしの名前は藤城 蘭(フジシロラン)。




「昼放課、いつもの場所で」



ボソっとわたしにだけ聞こえる様に言い残し、教室の方へ歩いて行った彼は…



「キャー!阿久津くーん!!」



阿久津 琉軌(アクツルキ)。



わたしのクラスメイトで隣の席。
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