○○彼氏
「そっか!答えてくれてありがとね!」



「…ん。……また明日も食べてやってもいいけど…」



弁当箱をわたしに渡しながら阿久津君が言って来た。



「うん。分かった!」



わたしは笑顔で頷いたのだった。



───



「あ…蘭!」



「はーい…って、お兄ちゃん?」

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