○○彼氏
「あぁ。ありがとな」



“蓮”君達が去って行ってわたし達の間に沈黙が流れた。



「………れ、蓮って、誰?」



「藤城 蓮。俺の友達」



「そ、そう…」



…………やっぱ、怒ってっかな?



と言うか…!いつまでこんな格好で居るんだよわたし!



わたしはとりあえず体を起こそうと立ち上がろうとした。
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