幼なじみに恋をする

転校

私の母の思いで私の転校が決まった。
9月の終わりのことだった。

「どうして学校やめちゃうの?」
あなたは私にそう聞いたの
私はこう答えた
「ママが“しりつ”の学校に私を入れたいんだって」
「しりつ?」
「うん、幼稚園の先生が知ってる学校だって」
「これからも一緒に遊ぼうね?」
「絶対だよ」
「約束ね?」
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