私の隣は俺様王子



"やつ"の大きな手が私のほっぺたをひっぱる。




「いひゃいいひゃい(痛い痛い)!!!」



「ぶっ。変な顔」


そんなに変な顔だったのか、吹き出して私より大笑いしてる。


「うるしゃい(うるさい)!はなしぇ(離せ)」




やっと開放される私の頬。


はぁ…痛かった。




「あははっ二人とも仲いいね」


奏くんがいたのをすっかり忘れてたっ!!

< 43 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop