私の隣は俺様王子




「せ、セーフっ」



「はい遅刻。」



先生は真顔で出席簿に「遅」と書いた。





「ええ?!ぎり間に合ったじゃんっ」




「勘違いされたくなきゃ寝坊するな」


「う゛…」


とぼとぼ歩きながら自分の席へと向かった。



「だっせ」



「なっ、うるさい!」




って隣の奴に怒るが、それ以上何も突っかかってこなかった。


あれ?めずらしい…



っておい!そのほうが嬉しいに決まってるじゃない!





< 63 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop