闇猫
……自分で改良しただけあって、都合よく作られている
パッと見ただけでは、わからないように改良を重ねたのだ
味もしないから、わからないし
あたしは今回の仕事も成功するであろうと感じ、口角を上げた
「お待たせー」
何事もなかったように、トレイにカップを乗せみんなの元へ戻った
「はい、どうぞ」
言いながら、順にカップを置いていく
みんなは口々にお礼を言い、カップに手を付けた
そして、そのまま口に運び、飲み始めた