闇猫



その間に書類を探そうと思い、あたしは立ち上がった



そして、10分過ぎた頃には充分な量の書類が見付かった



……もっと隠し場所考えるとか、セキュリティ強化しないと他人に書類取られるよ?



なんて思いながら、パソコンを見る



もう、コピーは終わったらしい



あたしはUSBを抜き取ってポケットに仕舞い、代わりに銃を構えた



いつでも逃げられるように、書類は片腕に抱え込んだ



そして、ゆっくりと隼人が寝ている総長用の机に忍び寄った






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