闇猫



俺の言葉を聞いた真吾は、急いでパソコンを起動させる



「……取られた可能性がある……」



そして、数分経って真吾はそれを言った



「え?ハルヒちゃん、履歴消してなかったの?」



「違うよ、夏希。どうやら、パソコンを起動させた形跡があるんだ。このパソコン、パスワードが設定されているし、指紋認証なんかもできるんだよ」



「……俺、そんなこと初めて知ったぞ」



「まぁ、総長である隼人にも言ってなかったからね。それで話を戻すと、指紋認証されていない人物がパソコンを起動させたらしいんだ。多分、ハルヒちゃんだと思うけど」



「…なら、情報を取られたかもしれねぇな」






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