闇猫



幹部室がシーンとなる



「……変なことに使われてないといいけど……」



そして結局出てきた呟きは、俺達の無力さを感じさせるもので



全国No.1の地位なんて、大したことじゃないような気持ちになった



「……今日はもう休め。俺が倉庫にいるんだから」



隼人の言葉に、俺達3人は力なく頷いて倉庫を後にした



「……ハルヒちゃん……」



倉庫を出た後、夏希がポツンと言ったそれは空に消えていった






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