闇猫



部屋を出て、壁に寄りかかった



そして、今回の依頼主は組関係者だろうと考えた



若を殺すだけでなく、氷龍の情報も盗んでこいというのはそういうことだ



だけど事情なんてどうでもいい



あたしは若を殺し、情報を盗むだけだ



たったそれだけ



………さぁ、早く帰って明日に備えて寝るか



帰ろうと思い、歩き出した時にふと疑問が出た



今回の殺し用に銃弾を渡されてないな………ということに






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