闇猫
「まぁいい。……で?何の用だ?」
「……実は 「ハルヒを解放して欲しくて来ました」 …隼人…」
俺はハルヒの言葉を遮り、今川の目を見ながら言った
今川は、生意気なガキでも見るような目付きで俺を眺めてきた
「お前に何がわかる?闇猫の何がわかるんだ?」
ここで今川が“ハルヒ”と言ったら、俺の怒りは少しはマシだったかもしれない
でもコイツは……
ハルヒを便利な闇猫としか思っていないんだ
ーブチッ
俺の中で何かがキレた