闇猫



「………乗れ」



「…ありがとう」



隼人がバイクに乗って、あたしに声をかけた



あたしはサッと隼人の後ろに飛び乗る



そんなあたしを見て



「……乗り慣れてんな」



隼人は驚いたように言った



………闇猫をなめてんじゃねーよ?



バイクくらい乗れるっつーの



「……家、どこだ?」






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