闇猫



みんなが黙って、部屋はシーンとなった



何も言わない



誰一人として喋ろうとしない



そんな中



「みんな、遅くなっちゃってごめんね?……どうしたの?この空気」



電話を終えたらしいハルヒちゃんが部屋に戻って来た



僕は慌てて



「えー?何でもないよー?ところでハルヒちゃんの電話、誰からだったのー?」



笑顔で聞いた






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