退屈しのぎ
「あはっ。そうだね。まっ仕方ないよね。僕はまだ子供だから名前を付ける権限まではないからね。ちなみに名前を付ける権限て言うのは『親の唯一の特権?!』って気もするし」
  と青磁はため息をついた。




「だね。あーあそれにしても早く私んちにも弟か妹が出来ないかなあ。そしたらお父さんとお母さんに有無を言う隙を与えず、絶対に私の意見を通しちゃうのになあー」




  と、席が隣同士のこの二人はこうして時々他愛のないヒソヒソ話をしては、退屈な授業の時間を潰している。
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