闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


「団長。時間です。」

駿が呼びに来た。

「ああ。」


俺は幹部会議へと向かった。




俺が会議室に入るといつもと同じ


「頭を上げろ。」


「今回のは、裏社会の事で前々から立てていた作戦を繰り上げる。」


黎也が、

「団長。それを行う理由は何でしょう。」


「さっき駿から聞いた情報だ。裏社会の奴等が何か騒いでいるらしい。それで、詳しい事を駿。話してくれ。」


「はい。これは、俺が贔屓している情報屋からの情報です。そいつは中々腕が立ちますから確かだと思いますよ。

裏社会の奴等、特に組の奴等が何か一つの組織を作り始めています。」

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