闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
「組織ってどんな規模なのよ!国や政府にでも刃向かうつもりなの?」
桔梗は驚きの顔で答えた。
普通はそう考えるがな。
「いや。目的は団長ご執心の闇猫だよ。」
「なんで今更闇猫になんか構うのよ。」
「そうだ。本当は自分の罪だけを隠し通せばいいだけで、闇猫を捕まえ殺すようなことは必要ない。
だが、今はそうも行かなくなったんだ。
タブレットを見てくれ。」
俺達はいつも会議に使っているタブレットに目を落とした。
駿から送られてきたホームページに駿以外全員驚愕した。
「「「「!?」」」」
「何なんだこれは…」
その声しか俺はでなかった。