闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


「貴方からの条件だもの。嘘はつかないわ。」


『ああ。だろうと思ったよ。門が開いたらそこまま真っ直ぐ進んでくれ。そしたら玄関がある。』


ちょっとからかっちゃお。


「あら。門までのお出迎えはないのかしら?」


『!?』


予想外の返答に憐はびっくりしていた。


ふっ。ざまぁwww


でも、してやられるのは癪に障るのか


『本当はお出迎えに行きたいに決まってるだろ。』


と、悲しい笑顔で言われて体温が急激に上がった。


「/////////早く門を開けて頂戴。」


『ふっ。ああ。』


フード被っててよかった。

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