闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


駿っていう人が出て行ったあと、憐は仕事の手を止めてこっちに来た。


「安心しろ。お前をどうこうするわけじゃない。お前の条件通り今から翔を連れて来る。その間ゆっくりとくつろいでくれ。」


それから憐は私に紅茶をだして部屋を後にした。


コクッ


「おいしい。」


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