闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる

「ああそうか。それじゃぁこれから会うのがもっと楽しみになってきたよ。」


「あまりの美人だからって変な気を起こすなよお兄ちゃん♪」


「ん?何がだい?俺はただ可愛い妹にあうのが楽しみなだけだよ。変な気なんか起こすはずがないじゃないか。まぁ。最近団長が翠玉に入れ込んでいるのは頂けないな。兄として。」

駿(団長。こいつに何やったんだよ。)


「でだ。翔、話を戻すが…」


それから俺達は仕事に戻り会議してからそれぞれの仕事へ戻るとセキュリティ室へ桔梗が入って来た。


「おや。桔梗がここへ来るなんて珍しいじゃないか。」


「まぁね。それより駿はいないかしら。」

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