闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
翔seid
俺は部屋に入るとすぐに座り込んだ。
「何なんだよ。」
何で翠玉ばっかりこんな運命になってるんだよ!
クッソ!
「変えてやれるなら変わってやりてーよ。」
俺は私用のケータイを取り出し久士へと電話した。
プルルルルルルルル――――――
『はい?』
「俺だ。」
『新たな詐欺なら切るぞ。』
「てめぇ。分かってるだろ(#・ω・)」
『わかったよ。何なんだ。翔。』