闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
混乱していた私を見て七彩が強制的に人格をを入れ替えた。
七彩はミカエラが喋っているのを止めようと小刀で斬りかかったが相手は同じ小刀で受け止めていた。
「お前がどの位知ってるかわ分かっただからこれ以上喋んじゃねぇ。」
七彩が声を低くして言った。
God judgeは数秒黙って
「OKOK。そんなに乱暴にしないでくれ。それにその状態だとメインの人格とは話せないと思うから明日また伺うよ。」
「どこに現れるつもりだ?」
「安心して。君達の仕事には害さない所に話し合い場を設けよう。そう黒条翠玉に言っておいてくれ。」
そう言ってGod judgeは闇へと消えて行った。
これがこいつ九条 憐(くじょう れん)との最悪な出会いでした。
七彩seid
「なんだったんだ。あいつ。」
『そんなことよりも翠玉を落ち着かせないと。』
『嫌だ。あんなところにはもう戻りたくない。私はあいつらの実験動物じゃないんだ。またあいつらに身体をいじられるのは勘弁だ。』