闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
あれはやばいだろ!反則だろ!
ずっとあそこにいたら俺の理性がやばいな。
鼻血が出そう…
「翔か七彩。起こしてくれ。」
「だろうと思ったよ。俺だといきなりだから混乱するだろ。七彩、お願いできるかな。」
『わかったよ。』
七彩はソファーから飛び降りて翠玉の方へ歩み寄りその肉球で翠玉の頬をタシタシと叩いた。
『スイちんスイちん。憐達が来たよ。もう起きて。』
ムクッ
あ、起きた。
翠玉は1回起き上がり辺りを見渡してから黒猫の七彩を見つけて抱き上げてからそのまままた寝てしまった。
『ス、スイちん…は、離して〜』