闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
「恋華さんに言われたんだ。ここを出たら というところに行って息子を頼んだよ。って、それからここへは憐は連れてきちゃだめだからね。とも言っていた。
あいつの推理力だ。このことを言ったらあいつ絶対に場所を突きとめて乗り込んでいくぜ。」
ありかねない。
「…そっか。恋華もヴァンパイアだったんだ。」
『ヴァンパイアは稜牙だけじゃよ。』
もう色んなことがあって驚かなくなっちゃった。
「へぇ。というより七彩?どうしたのその喋り方」
「七彩。」