闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる

この展開きちゃったかぁ。この状態でメイドに見られると何か変な目で見られるんだよなぁ。



普段のスイちんの性格とうちの性格は真逆だからな。


今紅音には替われないしだからと言って緋凪…はいアウト。


(仕方が無い。なんとか頑張るよスイちんを演じて見せるさ。)


『あ〜か〜ね〜ヾ(⌒(_*'ω'*)_』


『あーはいはい。ここにいるから。』


早く帰って試練を乗り越えたい。


ターゲットを殺すよりも疲れる。


うちは家のある方向へと足を向けた。


゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚


そして今家の門の前にいる。


(本当にやんなきゃだめ?)


『『だめ。』』


『おねがぁい♪*゚』


まだ治ってないのね。仕方が無い。


腹を括るか。


門のインターホンまで行きボタンを押しながら


「翠玉です。ここを開けて下さい。」


言ったら警備員の男の人が


『お帰りなさいませ。お嬢様。只今お開けいたしますね。』


ギイイイ―――――

< 20 / 466 >

この作品をシェア

pagetop