闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
『桜鈴ネェさんがどんな方だったとしてもわっちのなかでは目の前に居るのがわっちの桜鈴ネェさんでありんす。』
それからわっちは流行り病と称して一旦この世を離れた。
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『これが、わっちの過去じゃ。それからは元の姿へ戻り旅を続けたんじゃ。元の姿でもちからの加減で一般人にも見えるからの。
現代に入ってからこの日本に戻って来て早々稜牙と再開して、それからまた共に研究を続きをしだした。
あの時には既に恋華を捕まえていてな。相当気に入ったのか恋華もヴァンパイアにしおったのじゃ。』
「そう…なんだ。」
まさか七彩の過去がこんなだとは思わなかった。
結構な経験してきたんだね。
『で、ここからはスイちんだよ。これから質問する事にYesかNoで答えてね。』