闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
「この先にいって右に行った所に桔梗の部屋がある。そこにいるんしゃないのか?」
「そっか!ありがとうお兄ちゃん♪」
私はお兄ちゃんが指差した方へ走って行った。
七彩seid
わっちは外へ出て、翔の側へ行き
「持って行かれたの。憐に。」
「だよなぁ。ああ。俺の可愛い妹が離れていくな。」
翔は腰に手を当て言った
『でも、応援するんじゃろ?』
「当たり前だろ。可愛い妹なんだ。応援しない兄貴なんていないさ。ま、これで憐が変な事をしたら許さないがな。」
この妹大好きキメラが。
ちとは他の女子にも興味を惹かぬか。
ちょっと妹愛が強い兄に頭を悩ませる七彩だった。