闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
返事が全く返ってこなかった。
(居ないのか?)
「桔梗。開けるぞ。」
開けると、そこには床に血だらけで倒れている桔梗の姿だった。
「桔梗!!おい!聞こえるか!」
俺は桔梗を抱き上げ、ベットへ移動させた
「れ、憐…」
意識はあり、俺は少し安心した。
「誰にやられた。」
「わからない…声をかけられて…振り向いたらいきなり…」
早速手を出して来たか。
しかも選りに選って主力のメンバーをやりにきたか。