闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


いつからか。


俺があいつの事を好きってからか。


だから1ヶ月位か、そろそろやばいな。


そしたらいきなり召使いが距離を詰めて来て


「で?どうだった?あの女の人の血、美味しかった?」


「てめぇ何もんだ。」


クルクルと回りながら


「フフっ♪“死火ちゃん。元気ィ?”」


「!お前か。あの糞ジジイの手下は」


「糞ジジイじゃないわァ。偉大なる神となるお方なんだから。」


偉大なる神となるお方だぁ!?ふざけんじゃねぇよ


「誰が何だって?ただの犯罪行為を繰り返す日本のいいご身分のジジイじゃないか。」

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