闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
―――バン!
「翠玉はここへ戻って来たか!?」
黒猫のチチ基七彩と翔がこちらを向いて目を見開いていた。
「あれ、憐の方へ行ったんじゃないのか?」
「あいつの手下がここへ侵入してさっき話していたら翠玉と思われる影がここから出るのが見えたんだ。」
「何なんだよそれ、じゃぁあいつはあの家に帰ったのか?」
『翔、お主翠玉にあの事を言っておらんじゃろ。』
「まじかよ。それじゃぁあいつはあの家に戻ったのか!?」
俺がコンピュータールームへ行こうとしたら
ーーーーーPRRRRRRR
そして、もう一つの悲劇が起きた。
誰かの携帯がなった。