闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
お父さんの夢は
“この世から裏社会を無くすこと。”
それが大統領になってからの目標なんだ。
私はその夢を手伝うために殺し屋を始めた。
これを聞いた時は中のの皆も賛成してくれたから皆でやっている。
きちんと報酬は貰っているけどね。
「お父様。今日は仕事を含めて他三人の合計五人殺りました。」
「そうか。いつもご苦労様。おまえがいるから私は目標に近づく事が出来ているのだ。」
「いえ。私の力なんかお父様の目標に微力程にしかなっていません。」
でも内心私を頼ってくれているのは嬉しい。
心がほっこりするんだ。
「これが今日の報酬だ。他の分は私から後で出しておくよ。」
「ありがとうございます。お父様。
それと明日のお仕事は何人ですか?」
「そうだな。少し多いが二十人程かな。」
(たったの二十人か。少ないな。)