闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
まぁ人質でだけどね。
男の方が逃げないように。
「こんにちは。お二人とも、死火ちゃんが帰って来たよ。」
「暁…」
1人研究に没頭していたのは九条 恋華の夫九条 稜牙だった。
「どう?新作のキメラの状態は。」
「ああ。あと2日位で大体の臓器とかは完成する。来週には実践的な実験はできるだろ。」
「そう?じゃぁその相手私が引き受けてあげよったかなぁ♪」
「やめろ。お前が相手になると折角の成果が台無しになるだろ。」
まぁ。でしょうね。
だって貴方にはまだ働いてもらわないとね。
本当はもう新作は出来上がっている。