闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


それから1時間後奴らはやって来て暗殺を開始した。


―――ピピッ


「おい。あれは本当に翠玉なのか。どう見てもあの目はあいつじゃないぞ。」


翠玉のあいつの目は殺しの目になっていた。


殺しくて殺しくて仕方が無い。


殺すのが大好きはそして、殺すことに楽しみを感じている。


そんな目をしていた。


『あの目は…翠玉は多分記憶を操られている。それか暁の能力で幻覚を見せられたんだろう。

それで過去の映像を見せられトラウマでの反動で前のあいつに戻ったんだろう。』


それであの殺り方かよ。


「前もあんな感じだったのか?」


『ああ。あいつが完全にキメラに覚醒した時から狂ったように殺しをするようになったんだ。』

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