闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
暁は俺の方に2枚に折ってある紙を渡して翔の方向へ向き
「斑。見ているのでしょ。貴方も同じよ。妹を返して欲しかったら憐と共に来なさい。」
『!?』
「(ボソッ)翔。今から狙撃出来る可能だぞ。」
『馬鹿言うな!!今のあいつは能力が邪魔して上手く狙えない。それに今翠玉が人質に取られてる。今やっても失敗するだけだ!
冷静になれ!』
そう言われて俺は冷静さを取り戻す事ができた。
「…くっ!」
「明日決着をつけましょ。指定した場所に深夜〇時に私1人で待ってるわ♪またね世界の名探偵さん。」
俺は黙ってあいつらの乗っている車を見つめる事しか出来なかった。
(絶対に助け出して見せるさ。)