闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
耳元についている小型無線のスイッチを入れ
「駿、翔、黎也、茉琴、。よく聞け総理大臣の直属アサシンの暁が約束を破った。奴らの人数は5人だ。」
『おいおい。あっちの約束通りなら暁1人何じゃないのか?』
「わからない。でも俺達は暁に裏切られたと考えた方がいいと考えた方がいいな。」
『憐。』
国会議事堂の見張り役の翔から無線が入り
「なんだ」
『もしかするとこれはやばいかもしれないぞ。今すぐに全体に戦闘体制に入るよう伝えてくれ。』
「どうしたんだ。」
無線の声からして翔の今見ている状況は余程きついことを物語っていた。
それを感じた俺は
「わかった。お前は今回だけは前衛に行って俺の補助を頼む。」