闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる


『了解。』


俺と樋口さんはすぐに他の幹部達に集合かけた。


「で、翔。翔以外の4人はどうやばいんだ。」


俺は翔に話しかけると翔はタッチパネルを操作してある写真を出した。


「これは?」


「これは前に見せた研究所の被検体のリストの顔写真だ。左から暁、鏡月、風蘭、妙炎、紅焔。このうち妙炎、紅焔は双子で茉琴と同じ陰陽術を得意としているんだ。」


「なら、このガキ共は私が引き受ける」


「だが、紅焔の方はたぶん後衛に行って援護に回ると思う。それと紅焔は術も使えるがライフルの遠距離射撃もなかなかだ。そこを気を付けてくれ。」


「あいわかった。」


茉琴がそう言って呪符などの確認をしだした。

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