闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
「おっしゃ!!暁!お前よくも約束を破ってくれたな!こっちはそのせいでてんわやんわだっつーの!?」
おれが1番でる声で叫ぶと聞こえたらしく暁が
「黙れ餓鬼が。大声出さなくても聞こえるわ。約束なんてものは知らない。それにしたとしても信用するほうが悪いんだ。」
ほんとに目の前に居る女は暁なのか?
そう思わずにはいられない。
そんな雰囲気を出していた。
数時間前にあった暁はまだ人間じみた雰囲気を出していて顔つきもどこか研究所に入ることに飽き飽きしているそんな感じだった。
でもいま目の前にいる暁は目からは光が無くなり俺らの事をただの敵だとしか見ていなかった。
「どうしちまったんだ?あいつ」
「わからない。だが数時間前にあったあいつとは違うのは明らかだな。」