闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる
『はっ!誰が言うかよ。あの人たちとの約束何だよ。何がなんでも話すなって。特にこの研究所の奴らとそこの団長もとい、俺の“馬鹿な弟”にはな』
最後に翔はこちらを見て笑顔になってこっちを見た。
何だよ翔も俺と同じこと思ってんじゃねぇか。
「とか言いながらあっさり捕まってるんじゃねーよ」
『黙れ不意打ちは無理だっつーの。』
「勝手に2人の世界に入らないでくれる?
まぁいいわ。斑これを見てもまだ呑気な事が言えるの?」
暁はどっからか持ってきた写真を翔に見せた途端翔の顔つきがガラリと変わった。
『おい。暁これはいつからなんだ。』
「あなた達が出ていってすぐよ。今はこの女の血を使った新しい生物兵器を開発中なの。」