闇に棲む猫はヴァンパイアに捕まる

「人間はとても愚かだ。到底かなわないとしてもいくらでも足掻こうとしている。見ていて実に愉快だよ。そして時に、何をしでかすかわからない。

だから研究がやめられないんだ。そして今俺の目の前で俺の研究成果であるキメラたちが大好きな人間たちとダンスをしているよ。

ここまで楽しいことはないね。お父様に感謝してもしきれないよ。」


その男の目の前には幾多の人間たちがたった4人のキメラによって傷つけられ苦しみそれに対抗している3人の幹部たち


「さぁ!俺のかわいいモルモットたちもっと!もっと!踊っておくれ!そしてこの俺を楽しませてくれ‼‼‼」


PPPPP——————————————


そこへ一通の電話が来た


「はい。」


『胡乱。表へ行ってすべて排除して来い。あいつらもだ。中に入ったネズミはこちらで処理する。』


「了解」


『殺せ』


「わかりました」


『P—————』


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